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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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ここ最近忙しすぎてパソコンから完全に遠のいてました。

久々にパソコン付けたら、本当に驚きました。

コメントが非表示でしたのでお返事するかどうか迷いましたが、ここ最近忙しかったご褒美のように思えたので(笑)

こそりとお礼を書かせていただきます。

詳しく書くのもどうかと思いましたので、ぼんやりとして内容のお返事になってしまいすみません。

コメント本当にありがとうございました。

思わず画面の前でニヤニヤがとまらず大変でした(笑)

これからも応援しています!

ここ最近は本当に暑く、体調を崩されませぬようご自愛ください。

それでは失礼します。




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茅田砂胡さんの「暁の天使」~「クラッシュブレイズ」までのイラストを収録した画集。カラーとモノクロの2冊に海賊と女王の結婚式場面の書き下ろしが収録されています。書店で見当たらず、通販で注文したのですが初め結構薄めで驚きました。でも内容はがっつり濃いです。


改めてじっくりイラストを見ると本当に綺麗。迫力あるイラストは見応えがあり、今更ですが暁とクラブレで絵の描き方を変えているのだと気付きました。また、暁の再版では表紙のイラストが違うとは知りませんでした。前のイラストも好きですが、インパクトの強い再版版も好きです。しかし某3人の間違い探し、探すのに苦労しました。見つければ確かに!と思うものの、中々気付きませんよ(笑)


また、書き下ろし短編はスカーレット・ウィザードでの某映画話がちらほら出てくるので大満足。こういう話、ずっと読みたかっただけにこの書き下ろしは本当に嬉しい。確かに花嫁が主役ですが、最後まで女王らしい花嫁姿。短編も良かったですが、花嫁姿のイラストが凄く好き。


結構薄めで値段も高めですが、鈴木理華さん&茅田砂胡さんが好きな方は十二分に満足できる内容だと思います。以前から仲が良いと後書き等から知っていましたが、この2人がコンビを組んでこその物語だったのだと改めて感じました。


ちなみに鈴木理華さん関連だと現在C★NOVELSにて連続刊行フェアを行っており、フェア記念中に刊行される4冊についている応募券を送ると、抽選で3名にカラー原画が送られるそうです。多分当たらないだろなとは思いつつ、送ろうと思ってます。Wチャンスも300名分あるそうですし、数打ちゃ当たるかなと(笑)


それと、期間中にのみ購入者全員サービスとして壁紙とフラッシュ待ち受けがあります。感想は書いてませんが、漫画の方も読んでいるので嬉しい特典でした。第3弾と第4弾も楽しみ。




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「女だてら 麻布わけあり酒場シリーズ」、第1巻。


聞き上手、料理上手の女将おこうを頼って、わけありの客が集う人気居酒屋。ところが出火でおこうが落命し、彼女に惚れていた常連客の元同心・星川、瓦版屋の源蔵、元大店の若旦那・日之助は途方に暮れる。せめてもの弔いに三人は店の再建を誓うが、思わぬことから火事が付け火である証拠をつかむ・・・・・・。時代小説の気鋭、待望の新シリーズ第一弾!


裏表紙より引用


風野真知雄さん新シリーズ!とのことで以前から気になっており、また「妻は、くノ一」のように3ヶ月連続刊行とのことだったので、3ヶ月待ってついに3巻目が発売されたのででようやく手に取りました。


元同心、元若だんな、元かわら版と年齢も職種も違う人物達は、おこうが営んでいる居酒屋に通う常連客であり、女将であるおこうを好いていた。そんな時、突然の火事でおこうが亡くなってしまう。普段しっかりとしているおこうが失火をするだろうか・・・?


疑問に思いながらも3人の常連客はおこうを弔うため、焼けたその場所に以前と同じ間取りで居酒屋を建て、新たな女将を立てて経営をしていくことした。しかし雇った女将達は一癖も二癖もある人物ばかりで長続きもしない。そんな中、突然尋ねてきたおこうの娘・小鈴で・・・・・・。


この多種多様な3人に「大江戸定年組」を思い出した。といっても彼らは隠居済みで同年代だけれど。小鈴の話からどうにもおこうには何か事情があった様子。果たして事件の前に預けた物は何なのか。付け火の犯人とは? しかも最後は急展開! この終わり方が本当に上手い。


久々に風野さんの作品を読みましたが、読みやすく物語に入り込みやすく、独特のユーモア溢れる雰囲気が好き。特に3人がどう活躍するのか楽しみ。また、常連客達も中々に個性派揃いで面白い。このシリーズもはまりそうだ。




[風野真知雄]その他感想

【妻は、くノ一シリーズ】その他の感想
第1作 「妻は、くノ一」
第2作 「妻は、くノ一 (2) 星影の女」
第3作 「妻は、くノ一 (3) 身も心も」
第4作 「妻は、くノ一 (4) 風の囁き」
第5作 「妻は、くノ一 (5) 月光値千両」
第6作 「妻は、くノ一 (6) 宵闇迫れば」
第7作 「妻は、くノ一 (7) 美姫の夢」
第8作 「妻は、くノ一 (8) 胸の振子」
第9作 「妻は、くノ一 (9) 国境の南」



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[タイトル] 非日常クアルテット

[制作] 
[ジャンル] 乙女向ゲーム
[ツール] 吉里吉里2/KAG3
[プレイ時間] 一周2時間前後
[頒布日] 2011年06月01日
[攻略対象者] 3人+α
[END数] 8(+バッドエンド7種)
[年齢制限] なし

[あらすじ]

弓桐史亜は平凡な日々に退屈していた。
しかし同じクラスの ある人物に興味を持ち始めたことから、
その生活は変わっていく。

術師?
式?
仕来り?

日常から、非日常へ。


(制作者サイト様より引用)



[画面サンプル]

2011y06m08d_180533968.jpg2011y06m08d_180634343.jpg










[感想]

water colors -games-、ayakoさんによる乙女向きゲーム。
water colors -games-さんのゲームは「育成日記」が公開されたころから凄く好きで、実は全作コンプリート済み。今回新作とのことでいそいそとダウンロードして時間を見つけてはプレイしました。

今作も面白かった!水彩風(?)のイラストが美しく、またキャラクターの表情が1つ1つ丁寧に描かれているのでキャラの表情を見るのが楽しかった。また、髪型や服装もかなりのバリエーションがあるのでそれも楽しみの1つ。

主人公である弓桐史亜(※名前変換可)がとにかく可愛らしい。見た目もそうですが、行動力があり、何度彼女の啖呵に清々しく思ったことか。また、相手を思う彼女が我慢する様がいじらしい。うーむ、好きだ彼女の性格。

ストーリーも各人各々の悩みや苦しみがじわじわと分かってくる辺りが良い。いつの間にか惹かれ、物語に入り込んでいた。ゲーム内のテンプレート(?)も独特で、演出も雰囲気に合っていていい。個人的に音楽も好きです。特にタイトルで流れている曲がお気に入り。

システムも快適。クイックロード&セーブがあるのでプレイしやすい。また、何度もプレイしやすいようにトップの[「すぐに開始」からプロローグカット、個別ルートから開始など選べるので](ネタバレ反転)プレイしやすい。

また、後半になると「アイズポイント」を探し、アイボタンを探すことになります。簡単に言うと目力。このアイボタンが面白い! 「愛・哀・熱・冷・喜・苦・信」の感情から主人公の台詞に合わせて押すのですが、一つのポイントにある正解ボタンは最高で2個まで。探すのが楽しくてクイックロードしまくりました(笑) アイズポイント全部コンプリートしてクリアすると色々とおまけがあるので是非とも探してみてください。


※各キャラクターについてはネタバレを含むので続きから


[攻略]

攻略はwater colors -games-さんのゲーム紹介ページから完全攻略ページがあります。そこをみれば攻略しやすいかと。私もお世話になりました。




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あまりの可愛さについ買ってしまった物。「アニマルブックマークのドラゴン」。



bookmark1.jpg
















続きを読む際に場所さえ分かれば何でも良いので、特に栞にこだわりはないのですが、この栞には負けた・・・!可愛いすぎるっ!パッケージに入っている状態からして可愛すぎるっ!

ドラゴンに付いているクリップ部分で紙に挟み、尻尾の部分を垂らして本に挟んで使う感じです。見えにくいですが、ドラゴン部分はふさふさ。目もくりっとしていて可愛い!

パケも凝っていて可愛いので捨てるに捨てられずとってあります。

栞として使わないときは手帳に挟んで使用中。値段は結構しましたが、後悔はしていない。お気に入りの栞です♪




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レディ・ガンナーシリーズ、第5巻。


久方ぶりに故郷へ帰った異種人類のベラフォードを、幼い頃に亡くなった母親の出身種族《南天極楽鳥》の使者が待っていた。誰にも知られていない里で、20年に一度の大祭に参加してもらいたいという怪しい申し出を受けたベラフォード。いぶかりながらも旅立った彼だったが、かの地で出会った想像を超える奇妙な事態に、ついには危険も顧みず、キャサリンたちの助けを求めることに! 型破りのお嬢様が挑む、大冒険旅行の結末とは!?


裏表紙より引用


こちらも久々に再読。4作目が上中下巻と3冊だっただけに、1冊で纏まった5作目は読みやすくスピード感がありじっくりと読み込んだ。


5人とも口では良いことは言わないけれど、それぞれ信頼関係が出来上がっている辺りが読んでいて好き。特にベラフォードの種族達の傲慢さが鼻についただけになおさら。また、ベラフォードが静かに怒る姿が逆に怖い。しかし勿体ないのは折角華やかな羽を持つ「南天極楽鳥」が沢山登場していたのだから、是非ともカラーで見たかった。


また、今巻始めて賢者様のお姿を拝見できたのは嬉しい。実際に見たら叫んでしまいそうだけど、挿絵で見ると妙に愛嬌があって好きです。


南天極楽鳥の価値観や風習から展開が何となく読める物の、文章が安定しているのでじっくり読み込めた。いつもよりレディ・ガンナーの活躍は小ぶり気味ですが、その分南天極楽鳥であるライガスさん等己の種族に疑問を持った人達の活躍がいい。もしも自分達の価値観が総崩れになったら彼らのような行動に移せるかどうか・・・。その辺り感慨深いです。さて果て新作はいつになるのか。次巻が楽しみ。




【レディ・ガンナーシリーズ】感想
第1作 「レディ・ガンナーの冒険」
第2作 「レディ・ガンナーの大追跡〈上〉」
第〃作 「レディ・ガンナーの大追跡〈下〉」
第3作 「レディ・ガンナーと宝石泥棒」
第4作 「レディ・ガンナーと二人の皇子 〈上〉」
第〃作 「レディ・ガンナーと二人の皇子 〈中〉」
第〃作 「レディ・ガンナーと二人の皇子 〈下〉」
レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう


[茅田砂胡]その他感想

【デルフィニア戦記】感想
デルフィニア戦記外伝2 コーラル城の平穏な日々



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「サークル・オブ・マジック」シリーズ3作目。


 国王亡きあと、悪の領主の元で荒廃をきわめていたブレスランド。ランドルは故国の平和を取り戻すため、正当な王位継承者である王女を妖精国から連れ帰る。しかしその前に、世界を支配しようとする邪悪な魔法使いバーナードが立ちふさがる。旅で魔法に磨きをかけたランドルは、仲間たちとともに、強力な魔力を持つバーナードに戦いを挑む。ブレスランドの再建をかけた戦いの行方はいかに!?


4巻内容紹介より引用


以前はこの巻が最終刊でしたが、+1巻新たに発売されている。けれど、1巻から続くランドルの旅はこれにて終焉。読み直すとよく分かるのですが、1巻からこの最終刊に至るまで伏線がいろんな場所に転がっている。それを見つけるのも読み直す楽しみの1つ。


前半から一気に駆け抜けていく疾走感がいい。途中何度も降りかかる困難。かつてのルームメイトであり、仲の悪かったあの男が再登場したり、トーナメントでウォルターを襲った人物が判明したり、敵対したあの魔法使いとの戦い、悪魔エラムとの決着と、かなり熱い展開になっています。その1つ1つを確実に解決していくランドル。


また、戦いがメインなので、かつて騎士として修行に励んだドーン城での懐かしい人々との再会にはホッとする。待遇の違いに戸惑うランドルが微笑ましい。


個人的にお気に入りはブレスランドを救うために悪魔の世界での対決。3つの気が織りなす場所での戦いは手に汗握る。薄いわけでも軽いわけでもないのだがこみ上げてくる物がある。最後の展開も今まで異例尽くしで来たランドルにふさわしい最後。読み終えた後の何とも言えない読了感と、本を閉じたときの充実感が堪らない。きっとまた必ず再読するだろう。




【サークル・オブ・マジック】その他の感想
サークル・オブ・マジック~魔法の学校~
サークル・オブ・マジック~邪悪の彫像/王様の劇場~



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レディ・ガンナーシリーズ、第4巻下巻。


皇太子レースの雲行きが、さらに怪しくなってきた。コルテス家の次期皇太子候補を狙っている一味はひとつではないらしい。家の勝手で男として育てられ、未来の国王として尊大に振る舞うことしかできないフェルナンド。こんないびつな少女だが、なんとかして救い出したいと思うキャサリンは、混迷の度合いを深める事態を打破すべく、異種人類たちと最後の手段に打って出た! お嬢様の怒りがすべての闇を晴らす、大陰謀劇堂々の解決編。


裏表紙より引用


「〈鷲〉のドーサをバスケットに詰めたって!?」 見事な三重奏である(笑) 2人の皇子も今巻で完結。ようやく出そろった2人の皇子、フェリーシアとフェルナンド。上中巻で堪ったフラストレーションをキャサリンが痛快かつ爽快に収めてくれる。


フェリーシアとフェルナンドが薔薇屋敷でぎこちなくも生活している姿が微笑ましい。そしてキャサリンの剛胆な行動力に目を見張るダムーに跨り、伯爵様を助けに行く様は手に汗握る。口上を述べてからの展開も秀逸。キャサリンが活躍するのは読んでいて凄く楽しいですが、アナザーレイス達が活躍するのも好きです。今回ヴィンスはあまり活躍しませんでしたが、最後の最後でやってくれました(笑)


それにしても黒幕が彼女だとは・・・予想外の人物でした。けれど、義理の息子への愛情と憎悪を持ち合わせながらその思いを両立させている姿が良い味出てました。


また、個人的に印象に残っている台詞がキャサリンの「大人に大人の事情があるなら、子どもにも子どもの事情があるのよ」。この台詞から子供達3人が秘密を共有し守る姿がいい。いつかまた2人とも登場しないかな。




【レディ・ガンナーシリーズ】感想
第1作 「レディ・ガンナーの冒険」
第2作 「レディ・ガンナーの大追跡〈上〉」
第〃作 「レディ・ガンナーの大追跡〈下〉」
第3作 「レディ・ガンナーと宝石泥棒」
第4作 「レディ・ガンナーと二人の皇子 〈上〉」
第〃作 「レディ・ガンナーと二人の皇子 〈中〉」
レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう


[茅田砂胡]その他感想

【デルフィニア戦記】感想
デルフィニア戦記外伝2 コーラル城の平穏な日々



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レディ・ガンナーシリーズ、第4巻中巻。


皇太子は作るもの!? ―側室が産んだ男の子の中から優秀な子を皇太子に選び、その母親を王妃にする―このエルディア王国独特の皇太子レースをめぐる事件に、いい加減うんざりしていたキャサリンだったが、暗殺から一度は命を助けた皇太子候補の少年の秘密をダムーたち用心棒から聞き、ついに決意した。「このまま黙って見ていることはできない!!」奇妙で独善的な因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編中巻。


裏表紙より引用


外伝を読んでからの再読なのでどうしても〈鷲〉のドーサと〈獅子〉のシルヴァに息子が出来、大きくなって立派になったなと思ってしまう(笑) 外伝を読む前から本編でのドーサが好きだっただけに、キャサリンがドーサをバスケットに入れてしまう場面はその後の展開も鑑みて笑ってしまう。自分からバスケットに入る場面を想像すると可愛くて仕方がない。そして、そんなドーサとも友達になってしまうキャサリンが凄すぎる。


また、フェルナンドがキャサリンと出会う度、少しずつ自分の価値観と違うことを言われぐらつき、少しずつ変化していくのが良い。皇太子も今の風習を変えようと奮闘し、コルテスのマリアを愛していると言っているが・・・この辺りの件はかなり衝撃的。王冠が欲しいと、ついにはヴィンスを坊ちゃまに仕立て上げようと、フェルナンドを・・・。


この中編でフラストレーションを溜めるだけ溜めた分、下巻でどれ程解消してくれるのか。久々に読み直しても下巻を読むのが楽しみになる。エルディア王国の風習や習慣は納得の出来ないことが多いけれど、やはりこの話はレディー・ガンナーシリーズの中で1・2を争うくらい好きです。



【レディ・ガンナーシリーズ】感想
第1作 「レディ・ガンナーの冒険」
第2作 「レディ・ガンナーの大追跡〈上〉」
第〃作 「レディ・ガンナーの大追跡〈下〉」
第3作 「レディ・ガンナーと宝石泥棒」
第4作 「レディ・ガンナーと二人の皇子 〈上〉」
レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう


[茅田砂胡]その他感想

【デルフィニア戦記】感想
デルフィニア戦記外伝2 コーラル城の平穏な日々



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レディ・ガンナーシリーズ、第4巻上巻。


「あんな《役立たず》を誘拐?」 仕事を失って浮かない顔のダムーたちの前で、突然ヴィンスが連れ去られた。追いかけてみると、犯人はエルディア王国の大貴族。命を狙われている王子の身代わりになってほしかったのだという。そんな勝手なと思いながらも、金のない用心棒四人組はOKするのだが・・・・・その頃キャサリンもこの王家の奇妙な風習に悩まされていた。シリーズ屈指の理不尽な事件に、信念のお嬢様、キャサリンの怒りが大爆発!?


裏表紙より引用


シリーズ第4作目で上中下巻の上巻。個人的に4作目がレディー・ガンナーシリーズの中でも1・2を争うくらい好きな話です。これまでは異種人類との人種差別がテーマになっていましたが、今回は性差別が問題。舞台であるエルディア王国、王家の習慣や風習は本当によく練られている。ファンタジーでライトノベルですが、社会問題について考えさせられる物語。


レディー・ガンナーことキャサリンが国を飛び出し、隣国のエルディア王国へ。闘技場では相変わらずキャサリンの口上が見事。何処にいてもぶれない彼女が嬉しい。そして堂々と獅子に向かって銃口を向ける姿は圧巻。挿絵が格好良すぎます。そして出会う妃8家の一つマラカム家のフェルナンドへの平手一閃は実に痛快。キャサリンに対して圧力をかけてくるマラカム家への対応が凄すぎる。14歳でこの対応。キャサリンが年頃になったら本当に素敵な女性に成長すると思う。


そして、今巻も異種の族長たちとお嬢様の親交が深くなっていくのがいい。白頭鷲を保護し、鷲を迎えに来たのが〈獅子〉の族長シルヴァ。しかも後日お礼と話をしに来たときには〈狐〉のコーネリアスと再会。外伝を読んでの再読なので、シルヴァが本当に成長したなあとつい思ってしまう(笑) 早くドーサさん登場しないかな。


いつも思うのですが、茅田さんの作品は本当に終わり方が上手い! 用心棒達と再会した後には驚愕の事実が判明し、え、ここで終わり? と思わず思ってしまう。しかも用心棒達の「お嬢さんそれは言わない約束なんだぜ」と言わんばかりの溜息というのがシュールすぎて思わずにやり。さ、続き続き。




【レディ・ガンナーシリーズ】感想
第1作 「レディ・ガンナーの冒険」
第2作 「レディ・ガンナーの大追跡〈上〉」
第〃作 「レディ・ガンナーの大追跡〈下〉」
第3作 「レディ・ガンナーと宝石泥棒」
レディ・ガンナー外伝 そして四人は東へ向かう


[茅田砂胡]その他感想

【デルフィニア戦記】感想
デルフィニア戦記外伝2 コーラル城の平穏な日々



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自己紹介:
のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

【追記】かなり更新空いてすみません。体調不良と多忙でブログを書く気力がorz またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。
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