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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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「バッカーノ!」第1巻。


禁酒法時代、ニューヨーク。裏組織“カモッラ”は重要な儀式を数日後に控えていた。泥棒カップルはグランド・セントラル・ステーションに着いたばかりだっ た。マフィアの三兄弟はちょっとした問題を抱えていた。チンピラの少年は思い通りにならない現実にムカついていた。職務に忠実な警部補はそんな彼らを疎ま しく思っていた。そして、錬金術師の野望は200年を経て、未だついえる事はなかった。彼らはまだ、互いに関わりの無い者同士であった。このマンハッタン に“不死の酒”が蘇るまでは―。

カバーそでより


すごくテンポの良い作品でした。以前にアニメを見ていたのであーそうだこんな展開だと懐かしく思いながら読み進めたのですが、文章で読むとさらに面白く感じるから不思議。アニメも見直したくなりました。
それに、成田良悟さんといえば今放送中の「デュラララ!!」の作者さん。こっちも気になってはいる物の、まだ見てません。後で見ようと思いつつ先に原作を読みそう。借りる当てが出来たので(よっしゃっ!)


閑話休題。


不死の酒を巡る群像劇。題材が題材だけに、本来ならもっとどす黒いコテコテの内容になりそうなのに登場人物達がどたばたと馬鹿騒ぎを繰り返すのでさくっと読めました。時間軸や登場人物が入れ替わり立ち替わり、また群像劇なので主人公はいませんが、誰か必ず1人は好きなキャラが生まれるはず。キャラは個性的豊かで人間味溢れ、でもどこかたがが外れている辺りが笑えます。シリアスなはずのシーンでもミリアとアイザックが出てくれば一気に場の雰囲気が和んでしまうのがいい。このバカップル2人には最後の最後まで笑わせてもらいました。


1930年、禁酒法時代が舞台ということで、正直禁酒法があったことすら知らなかったので勉強になりました。時代独特の錆色や人々の営みや裏の事柄が妙に魅力的に見えるから不思議。彼らと馬鹿騒ぎしたら楽しそう。プロットも伏線回収も最初から最後まで綺麗ですごく面白かった!題名「バッカーノ」=「馬鹿騒ぎ」。激しく納得。




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