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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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高校生・芦原千尋は、従兄の風早と那岐と暮らしているが幼い頃の記憶が無く、日常生活に何処か違和感を感じていた。そんな時、千尋の幼い頃を知るという男・柊が現れ!? 必見エピソード満載♥ 大人気ゲーム「遙か」シリーズの始まりを古代を舞台に描く「遙か4」漫画版(コミック)!!


裏表紙より引用


遙か4のゲームの序盤を漫画化した物。とても丁寧に描かれていて、イラストだけでも楽しめますがストーリーや、ゲームへの興味をかき立てつつほのぼのと綺麗にまとめられています。ただ、漫画一冊にまとめるために少々詰め込みすぎのような気も。


千尋と那岐、風早の学園生活がいい葦原家のほのぼの日常に癒される。熊のエピソードには思わずにやり。可愛すぎます。そして、常世の国の3兄弟+リブが可愛すぎる。ゲームの過去話が読めたのはかなり嬉しかったり。


ただ、終点がないのでゲームを知らない、もしくはプレイしない方はかなりもやもやとした物が残るかも。また、時系列等による誓約で登場人物には偏りがあるのはご愛敬。現代組が好きな方にはオススメな一冊。




【水野十子】その他の感想
遙かなる時空の中で(17)



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拝み屋横丁顛末記第6巻!


基本お笑いなのに、時折ほろりと涙を誘うお話があるこのお話が大好きです。27話から32話+おまけの6編収録。短編集なのでさくっと読めるのもまたよし。
文世さんの友人・一典さんの相談から始まる一騒動、東子さんが小説で舞台にした村での怪奇現象、先代大家が持ち出した絵から始まる一騒動、東子さんが買ったドールハウスでの一騒動、里加子ちゃんの友人・杉浦さんの手編みのセーターから始まるクリスマスの話。


初め、一典さんが三爺+α達に相談事を明かさず、隠されるとより知りたくなる人間+幽霊の心理から誤解の連続。結婚話からどう頑張れば三マタかけていてロリコンでホモという恐ろしい誤解に(笑) 最後はストレートに一典さんが彼女の里美さんに「結婚してくれ!」と告白。その後の話が後に出てきてくれたら嬉しい。


東子さんが小説の舞台とした村での怪奇現象では、題材とした落ち武者伝説や人形の生首、生け贄の祭壇、排他的な村人達など不気味な事が連続して起きる。最終的には全てが村おこしのための企画だったということで一件落着だったものの、最後に現れた双子のお祖母さんが怖かった。逆にリアルで怖い。いや、でもこのミステリーツアーちょっと面白そう。


そして先代大家が持ち込んだ絵では絵を見た途端に絵の女性が若返り始め、しかも見た人の若さを奪われ続けるという呪いの品。「面白いよねー」ですませてしまう先代大家、流石です。正太郎や東子さん、文世さんなど若い人達は2~3歳歳を取っても変かがないモノの、三爺たちがピンチ。祓えないことから絵の本体を若返りさせ続けたら良いんじゃないかと横町全域で見せ始めた途端、拝み屋横町ならぬ老人横町(笑) 最後は予想外の方法で祓われたものの、さらにもう一品呪いの品を出してくるとは予想外。恐るべし先代大家。


ドールハウスの話は結構怖い。ドールハウスを開くと中に吸い込まれたあげく、中にいた女の子・香織ちゃんと危険な家族ごっこをさせられる。家族の配役がカオス気味。そんな時でもあっさりと配役になりきっている徳光さんは流石というべきか。さらに、香織ちゃんのいうことを聞かないと縛られ監禁されてしまい、ドールハウスの前の持ち主達がその場に。しかもこのドールハウス、霊感のあるものしか触れないらしく、幽霊達と正太郎は触れず頼りになるのか、ならないのか。実は香織ちゃんの他にもう一人、カオリちゃんがいてそれは香織ちゃんが大事にしていた人形が原因・・・だと思われていたのだが、最終的に危険だったのはドールハウスその物で、これが元凶。危険な買い物は要注意。


個人的に一番好きなのは里加子ちゃんとその恋敵、杉浦さんの話。杉浦さんは交通事故で突然亡くなってしまい、正太郎への未練から途中まで編んでいたセーターを完成させて渡して欲しいと里加子ちゃんを脅す(笑) 里加子ちゃんが一生懸命セーターを作る姿が可愛らしい。反面、正太郎に姿は見えず、仲が良い2人の姿を見る杉浦さんが切ない。しかもギリギリ間に合ったセーターを汚してしまい・・・。2人の幸せを願って成仏してしまったのが切なくしんみり。最後に正太郎がセーターを着て里加子ちゃんを慰める男らしい姿も格好良くて良かった。そして、その後、正太郎が少しずつ里加子ちゃんを気にしはじめたのはいい傾向かな。笑える中でほろりと来るのに弱いです。最後のおまけ漫画の赤飯には笑えました。ちなみに全部読み終えてからカバーを外すことを推奨します。




【拝み屋横丁顛末記】その他の感想
拝み屋横丁顛末記 (1)
拝み屋横丁顛末記 (2)
拝み屋横丁顛末記 (3)
拝み屋横丁顛末記 (4)
拝み屋横丁顛末記 (5)



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地獄堂霊界通信の漫画バージョン。


てっちゃん、りょーちん、椎名――。町内で知らぬ者とていないこのトリオ。誰が呼んだか「イタズラ大王三人悪」。この三人が町はずれにある薬屋「地獄堂」を訪れたとき、不思議の扉は開かれた――!!


裏表紙より引用


香月日輪さんの「地獄堂霊界通信」は未読なので原作との比較は出来ませんが、元は児童書とのこと。妖怪アパートもそうですが、児童書と侮る事勿れ。内容は結構ブラックで重い。人間の醜悪な部分、増悪には幽霊よりも人間の方が怖い、とぞっとする場面が多々ありました。特に子供視点から描かれているのでなおさら。4話「地獄堕ち」はかなり怖い。絵が可愛らしい分、ぞっとする部分も倍増。


登場人物達、イタズラ大王三人悪の、てっちゃん、りょーちん、椎名の三人もそれぞれ味があり、良い3人トリオ。また、地獄堂の主人のおやじも謎が多い分不気味で怖い。そしてきになるのはガラコ。猫なのかあやかしなのか気になるところ。


みもりさんの漫画は初めて読みますが、丁寧で綺麗。漫画として描かれている雰囲気が好き。また登場人物達が活き活きと描かれているのも魅力的。みもりさんの漫画すごく好きになりました。また最後に香月さんのSS小説も載っていて二度美味しい感じです。一度原作も読んでみたい。




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JIN―仁―、第2巻。


謎の急患の手術を終えた後、逃走した患者と揉み合って幕末の江戸へタイムスリップした脳外科医・南方仁! 現代の医術で江戸の人々を救う決意を固めた仁は負傷した外国人水兵を見事な手腕で治療! 続いて流行中の虎狼痢(コレラ)の伝染を阻止しようとする・・・。


裏表紙より引用


勝海舟に随行して訪れた横浜での生麦事件への執刀からはじまり、江戸に蔓延する江戸のコレラの治療、そして自らもコレラに罹患し、生死を彷徨う。数々の試練を潜り抜けた先で、ついに幕末の英雄・坂本龍馬に出会う。


1巻に引き続き、仁先生の医術が光る。現代の医術の道具に近づけるために自ら道具を代用、試作を繰り返す姿に医学への情熱を感じる。また、手術の模様の詳細な描写と説明には舌を巻く。また、手術を繰り返し、成功させることで本来、死ぬ運命だったはずの人を生かし、歴史を変えていってしまう、けれど医者として命を救わなければいけないという矛盾した思い。その葛藤がすごく伝わってくる。


また、コレラの治療を進めながら自らコレラに罹患してしまった場面での咲さんは格好良かった! そして最後に登場した坂本龍馬。意外だったのは初め、龍馬に嫌われていたこと。そんな中でどうするのか、という気になるところで終わり。果たして龍馬とはどんな関係を作っていくのか。次巻が気になる。




【JIN-仁-】その他の感想
第1巻



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初読み、森薫さん。


ユーラシアの風が招いた、アミルの結婚。山を越えてやってきた美しい花嫁のアミルは20歳。彼女をめとった花婿は、若干12歳の少年カルルク。8歳の年の差を越えてふたりは愛を育んでいく・・・・・・。


帯より抜粋&引用


森薫さんの「エマ」も気になっているものの、とにかくこちらが気になって購入。


一ページを開いて本当に驚いた。とにかく絵が綺麗! そして丁寧に描きこまれた絵が精密で見ているだけで思わず溜息が出るくらい。背景、表情、動物達も見ているだけでうっとりしますが、最も目が奪われたのは登場人物達が着ている衣装。1人1人違った衣装と民族によって異なる衣装は必見。思わず1ページ目からじっくりと読みふけってしまいました。また、2話「お守り」で登場する木目模様の何と美しいことか! お守りの扉絵のページも同じく中々手が進まず。一度目はストーリーを追って、二度目はじっくりと絵を堪能しました。


登場人物達も個性豊かでいい。20歳のアミルと8歳のカルルク。すごい年の差夫婦。初めは嫁いできたアミルに対して少しよそよそしい印象を持っていたものの、それは誤解。家族の温かさがとても良いです。そして、このアミル。狩猟がすごい。嫁入り道具として弓を持っていくほど狩猟に特化した民族、なのかな。アミルの一族は。きりきりと音が聞こえてきそうな弓の引く音、そして躍動感溢れる狩猟風景。狩猟時のアミルの表情も引き締まって格好いいです。年齢差もあり、問題も沢山ありますが何だかんだ言って少しずつ寄り添い始める2人が可愛らしい。ほのぼのします。


また、登場人物達の表情も活き活きとしていて読み手に伝わってくる。特に女性の表情を描くのが上手いなと感じました。アミル、カルルクも好きですが個人的にお守りに登場したお祖父さん、そして学者のスミスさんが良い味出てます。


今まで中東の漫画は読んだことがなかったので改めて中東に目が向きました。最後の筆者のあとがきに家族構成等が載っているんですが、あちらでは末っ子が家を継ぐんですね。女性も若ければ若いだけ良い、という雰囲気でしたのでより若い人が結婚や跡継ぎに好まれるのかな。


アミルの実家の方で不穏な動きがあるようだし、何より今後の2人が気になるところ。2巻を購入してこなければ。




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拝み屋横丁顛末記第5巻!


基本お笑いなのに、時折ほろりと涙を誘うお話があるこの物語が大好きです。22話から26話+おまけの6編収録。短編集なのでさくっと読めるのもいいですね。今回はとある受験生の受難話、東子さんと平井の喧嘩、正太郎に恋のライバル出現、三爺の悪魔祓い等のお話が収録されています。


受験生の話は驚愕させて、捻挫させて、失恋させてさらにエンジェルに襲われて・・・なんて受難どころじゃない話。それがナチュラルになっている辺り流石横町。ただ、受験シーズンには鬼門です(笑)


東子さんと平井の話は「親しき仲にも礼儀あり」の言葉まんまでした。痴話喧嘩というか姉弟喧嘩というか。そんな2人がおかしかったです。折角担当小林さんも平井に慣れたところなのにイタズラが巧妙になりそうで怖い。


三爺の悪魔払いのお話もかつてイタズラ半分で召還してしまった悪魔が出てきましたが、もの凄くちんまくて笑えました。久々にあった幼なじみとの珍妙な同窓会も最後の落ちはしんみり。そうか、2人はもうっ・・・という所が寂しいけれどすごく良い終わり方でした。まあ、読み手としては最後もっとやれ!と言いたいところでしたが(笑)


個人的に一番好きなのは26話。不覚にも本気で泣いてしまった。落語家の親子喧嘩の話。息子が幽霊になってしまい、しかも喧嘩別れで後味が悪い決着に。互いにすれ違ってしまっている姿がよりもの悲しい。お父さんが1人、汚れた部屋の中で息子のテレビでのシーンを見ながら酒瓶片手に無き息子に話しかけている姿にはほろりときました。最後の落ちにはにやりと笑えて。やっぱりこの落ちの付け方が良いなあ。




【拝み屋横丁顛末記】その他の感想
拝み屋横丁顛末記 (1)
拝み屋横丁顛末記 (2)
拝み屋横丁顛末記 (3)
拝み屋横丁顛末記 (4)



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拝み屋横町顛末記第4巻!


今まででも十二分に濃い個性的な住民達でしたが、さらに濃い新キャラが登場しました。その名もエンジェル!幽霊とは思えないパワフルかつアグレッシブなオカマさんです。彼(彼女)はかつて拝み屋の修行をしたことがあり、幽霊なのに服を替え、下克上を狙って筋トレに励んだりと恐ろしく濃いです。横町全体にもエンジェルは騒動を引き起こしましたが、一番の被害者は徳光。普段はトラブルメーカーな彼もエンジェルの前では被害者。何と恐ろしきエンジェル。
是非とも表紙をめくって下さい。影の表紙に奴がいます。


またしても平井のイタズラが勃発しましたが、それよりも不発弾の方がよっぽど怖かったです。というか、みんなの「不発弾・・・・!」と驚いた表情で爆笑しました。こういう緩急の付け方が本当に上手い。文字の使い方もつぼります。


そして、三爺の1人高田さんのかつての淡い思い出「サーカス」にて一幕。かつて恋した女性の孫娘のためにクラウンとして体を張って頑張ってくれました。小百合ちゃんの「本当のお祖父ちゃんだったら・・・」言葉にほろりときました。果たして本当に高田さんの孫だったのか。それは分かりませんが、小夜子さん(高田さんの恋した女性 故人)が一生独身で、「素敵な思い出があるから幸せだった」が高田さんとの思い出だと示唆されている辺りがよかった。三爺のお話は普段がはちゃめちゃなだけあってしんみりしました。


また、最後の福助さん包囲網には笑いました。いつもこのちょこっと漫画楽しくて好きです。編集者さんとの攻防は大変なのだと思いつつも笑ってしまいます。




【拝み屋横丁顛末記】その他の感想
拝み屋横丁顛末記 (1)
拝み屋横丁顛末記 (2)
拝み屋横丁顛末記 (3)



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拝み屋横町顛末記第3巻!


11話から15話+おまけ漫画の6編収録。コメディ色を残しつつもじんわりと涙腺に来る物語が多かったです。それに珍しくほんのり恋愛色も。


11話では三爺の1人、北見さんが活躍。初三爺活躍!本当に落ちが絶妙。持ち上げたと思ったら(本人の知らぬ所であったとしても)最後に完全にたたき落とされる辺りが良かったです。他の2人も活躍シーンが来て欲しい。


大家さんの知り合いから笑わせて欲しい少年がいる、という冒頭から始まった12話。

シャイニングウィザート!!

大爆笑しました。家で読んでいて良かった。本当に家で読んでいて良かった!外で読んでいたら白い目で見られていたこと間違いなしでした。技をかけられたのが文世さんだっただけになおさら笑えました。
そして、そんな技をかけられてしまった大家さんこと文世さんですが、中学時代の同級生が幽霊になって再会した15話は淡い・・・というには生々しすぎる過去話と一夏の恋がじんわり。情景が花火大会、というのもまた乙な物。両思いだと分かったというのに「どうして生身の体じゃないんだろう・・・」という彼女の一言が言葉以上に彼女の気持ちを代弁していて切なかったです。最後の彼女の表情と言葉に胸が熱くなりました。少し元気のない文世さんに周りが気を遣って(果たしてフォローになっているかは別にして)いる辺り、みんなに愛されているなとしみじみ感じました。
そして何故だろう、読めば読むほど大家さんが好きになるマジック。じんわりじんわり来てます。


そして、恋愛話としては霊に取り憑かれた里加子ちゃんと正太郎の話も良かった。正太郎のストレートな「大嫌い」は来ますね。何だかんだ言ってもやはりいつも通りの度付き漫才している2人がいいです。そんな2人に巻き込まれた周り男子=敵意むき出し、女子=好感度大幅アップなあたりが笑えました。




【拝み屋横丁顛末記】その他の感想
拝み屋横丁顛末記 (1)
拝み屋横丁顛末記 (2)



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拝み屋横町顛末記第2巻!


今回は前巻よりもさらにオヤジ率高めな拝み屋横町。表紙をめくったカラーページを見た瞬間から噴きました。表紙裏にも笑いましたが(笑)


科学者3人組が登場し、三爺と対決。生き生きとした爺様達を見るとこんなに楽しく歳を取れたら最高に楽しい人生だろうなと感じました。(いえ、騒動はいらないですけどね? 笑)小さい頃こんな風にみんなで遊んでいたことを思い出しました。奥さんの話にはほろりときました。後ろ姿に夕陽の背景のコマがじんと胸に来ました。みんなで悲しみを共有し、「わー」と子供のように泣いているは友達っていいなとつくづく思いました。その後の落ちも最高。やはり最強は文世さんなんですね。


また、今回は貧乏神と福の神が登場。貧乏神のひょろっとしたお祖父さんと孫が不憫でなりません。存在事態が不幸だから置いて貰えるだけで幸せって・・・生まれてきてすいませんってどんだけ。不憫だけど笑ってしまった。果たして福の神になれるのか。今後が楽しみ。
そして、年末の福引きで相反する福の神が登場。いかにも幸せを呼んでくれそうなふくよかなお祖父さん。利益に目が眩むと暴走する横町の住民達は流石と言うべきか。「笑う門には福来たる」良い言葉だ。福引き話も笑えました。1~6位まで普通の商品なのに7位がカオス過ぎる。おまけなのに「悪魔の書」「呪術大全」等マニアックすぎる。


そして、過去話での先代大家の登場。文世さんよりも一枚も二枚も上手です。店子の結束を図るためにあえて憎まれ役に徹し、自分も楽しみながら住民達も上手くいく。「思う存分傍若無人に振る舞いなさい」の一言が良いんだか悪いんだか。


また、おまけ話もおもしろかった。初、絹代ちゃん視点での物語。エアロビご隠居さんにも笑いましたが、すっかり横町に馴染んだ正太郎がナチュラルに爺臭くなり、同情している絹代ちゃんが可愛すぎる。




【拝み屋横丁顛末記】その他の感想
拝み屋横丁顛末記 (1)



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拝み屋横町顛末記第1巻!


時は平成、世は平和。その横町には陰陽師、神主、坊主などがあらゆるジャンルの者達が集う「拝み屋」がある。平成とは思えない古い町並みに個性的な住民達。騒動がなければ自分たちが巻き起こす、風変わりな人々が集うその横町は誰が呼んだか「拝み屋横町」。もしも退屈な日常に飽きた方、是非一度訪れてみては?


拝み屋というおどろおどろしさよりも拝み屋が引き起こす騒動達が笑えます。全くホラーではありません。ギャグです。人目があるところで読むと笑いを堪えるのが大変なのでご注意を。


超個性的な横町の住民達が良い味出しまくってます(笑)
平凡で親しみやすい主人公「市川正太郎」は、拝み屋横町にいて霊感がないので全く何が起こっているか分からず、あっけらかんと流す辺りが笑えました。そしてその叔父である横町の大家さん「市川文世」さんが強すぎて笑える。すらっと刀を抜いた辺りは爆笑しました。横町で一番の権力者ですね。文世って名前も可愛くて個人的に好きです。
そして子供の頃から大家さんに頭が当たらない「三爺」達に、小説家の「伏見東子」さん。鴉の「絹代」ちゃんにイタズラ好きの幽霊「平井太郎」、横町トラブルメーカー「徳光」。個性的が強すぎるだろうという人物が沢山!
日常的に憑き物と拝み屋のどたばたに巻き込まれて大変。大変。


丁寧に書き込まれた背景と表情豊かな登場人物達。絵が綺麗なので細かいところまで読むのが楽しいです。ちなみに表紙をめくると・・・・?「文字」を使った表現で絶妙な笑いが堪らない昭和香る平成コメディ。笑顔になること間違いなし!



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のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

【追記】かなり更新空いてすみません。体調不良と多忙でブログを書く気力がorz またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。
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