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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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ピクテ・シェンカの不思議な森シリーズ8作目であり、最終巻!


ティッセとも和解し、久しぶりに訪れた平和が破られたのは突然だった。ムイの前に現れたラーシェンが告白し、それを見たフィンドルがいきなり唇を奪ってきたのだ。混乱するムイにはさらなる災厄が!
グリジスの策略で、バレンとの婚約が進んでいた。しかもバレンを領主にし、ムイは領主を解任するという。今度はもう逃げられそうにもなくて…!?人気シリーズ、ついに完結。


裏表紙


最終巻。最後少し駆け足になってしまって残念なところもありましたが(主に恋の決着)、領主の方は綺麗に決着がついてホッとしました。
相変わらず姑息なあの手この手を使ってくるグリジスにキッパリと拒絶したバレンさんが初めて(それもひどいな)格好良く見えました。印象的だったのは「ひょっとして・・・・ムイさんは僕のことが好きじゃにのか・・・・」今更!いや、でもようやくその事実に辿り着いてくれてよかったですが、やはり彼は彼のままですね。いつも通りのポジティブさを発揮してくれました。最後にがつんと行ったラーシェンとフィンドルに良くやったと言いたい。
この経験から良い王様になればいいのですがグリジス・・・。


恋の決着は、無理矢理どちらかに決めてしまうよりはこちらの方が後味は良かった気がします。大円団ですね。ただ、ラーシェンが王道なきっちりとした告白をしたことに対し、フィンドルがやらかしてくれました。少しフィンドル有利で終わったかな。
ティッセの方も憑き物が落ちたように変化したのが嬉しかったです。前よりティッセとキハネの仲が良くなった気がして良かった。この姉妹可愛いです。そして、キハネとアーレンの今後が気になるところ。むしろこっちが読みたいと思う私は邪道ですかね(笑)


また、最終巻には短編が二つ。どちらも告白前のつんつんしていることだったので読んでいてそのギャップが笑えました。この頃も好きです。むしろ最後よりも中盤の雰囲気の方が好きだったかも知れません。特に新しい契約書探しの所が個人的に大好きだったので。
世界観や柔らかい雰囲気が好きな物語だっただけに駆け足で終わってしまったのは残念です。恋の終わりについては完全にムイの心がどちらかに傾いた終わりも見たかったです。



 【ピクテ・シェンカの不思議な森シリーズ】その他の感想
 第1作 「はじまりは黒馬車に乗って」
 第2作 「王都の夜と婚約者」
 第3作 「ひねくれ執事と隠者の契約」
 第4作 「わがまま王子と魔女の誘惑」
 第5作 「魔法の指輪と失くした思い出」
 第6作 「裂かれた姉妹と王子の厄災」
 第7作 「恋の行方とさらわれた騎士」



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のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

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