忍者ブログ
超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
[239] [242] [238] [241] [240] [237] [236] [235] [234] [233] [232]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



ダン・サリエルシリーズ、第3巻。


傲岸不遜で傍若無人、唯我独尊を地でゆく――そんな俺様な性格のサリエルに、過去最大級のスランプが訪れていた。それは、サリエルの扱いになれているはずの契約精霊モモですら手に余る程の大・大・大スランプ。誰の言葉も耳に入らず、慰めも届かない。この荒れようは、普段はその才能を尊敬し彼に憧れているアマディアでさえ引くほどの酷さであった。果たしてこの事態の顛末は――!?
GAマガジンに掲載された『ダン・サリエルと女神の気まぐれ』ほか表題作『ダン・サリエルと真夜中のカルテット』等全4作品を収録した待望の第3弾が登場!



裏表紙より引用


今回は未曾有の大・大・大スランプに陥ったサリエル。いつもは傲慢不遜な彼がスランプで、いつもと違う自分を探そうとユーモラス溢れまくるイメチェンシーンには笑いました。あの挿絵は反則だろう(笑) しかし、そんな努力のかいも虚しく、段々と自信を失い最後には敬語を使い始めた辺りはもう・・・。


悩んで苦しんで、どうしようもないと感じるサリエルに、最後のモモの台詞がぐっと来ました。そしてそんなモモにサリエルはお礼を―――。やはりこの2人が良いです! 大好きだモモ&サリエル! また、復帰1発目の演奏での「・・・・・・・傲慢だったのだろうか?」には大いに笑った。もの凄く今更! 今更何を仰っているのですかサリエルさん(笑) 謙虚は無理ですよ、サリエルさん(笑)


そして、表題作「真夜中のカルテット」。アマディアの兄・カルネリが迎えに来る話。いやーもの凄く濃い! 濃厚! サリエルと張り合えるほどエキセントリックな人物。初登場時のモモ&サリエルのリアクションには笑った(笑) 彼の言うことは正論。けれど、音楽の道を諦めたくないアマディアが出した答えは・・・。自身の考えは甘えだと分かっていても、それでも引かないアマディアは本当に逞しくなった。


上がり症を克服しようと少しずつ努力を重ねたアマディアに、サリエルの秘策が功を奏して徐々に力を発揮し、最後たがが外れた瞬間はたまらない。胸が熱くなり、うるっときました。頑張ったよアマディア・・・! カルテットのシーンは今までの登場人物が揃い踏み。本当に音楽が聞こえてきそうなくらい活き活きと演奏し、楽しげな登場人物が大好きです。


3作目ですが、これにて一幕閉幕のこと。ポリフォニカシリーズの中でも1・2を争うくらいこのシリーズが大好きだっただけに残念ですが、いつかまた続巻が出ることを祈ります。あざの先生お疲れ様でした。




【ダン・サリエルシリーズ】その他の感想
第1作 「ダン・サリエルと白銀の虎」
第2作 「ダン・サリエルとイドラの魔術師」



拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧可能にする    
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア

最新CM
[01/15 NO NEAM]
[11/05 マウス]
[09/28 りん]
[04/15 りん]
[09/03 めん]
最新TB
プロフィール
HN:
ナポリ
性別:
女性
自己紹介:
のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

【追記】かなり更新空いてすみません。体調不良と多忙でブログを書く気力がorz またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright (c) ココナポリ All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]