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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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東京バンドワゴンシリーズ、4作目。


戦後直後の東京。華族の娘、咲智子は父親からある文章が入った〈箱〉を託される。それを狙う敵から彼女の窮地を救ったのは、堀田勘一という青年だった。古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家で、咲智子はひと癖もふた癖もある仲間たちと出会い、敵に連れ去られた両親の行方と〈箱〉の謎を探るために奮闘する。いつも皆を温かく見守るおばあちゃん・サチの娘時代を描く人気シリーズ感動の番外編!!


裏表紙より引用


いつも温かく語り始めるおばあちゃん・サチさんの娘時代の話、との事で以前から文庫化を楽しみにしていました。


いつも和やかで穏やかな東京バンドワゴン。今作は番外編とのことで殺伐とした戦後の中で、サチさんが「堀田サチ」となるまでの経緯と「機密文章」を巡るミステリーチックな物語。「東京バンドワゴン」草創期、ここにあり。


若き大お祖父ちゃんこと・勘一さん。前巻で流暢な英語を話すことが分かったのですが、日本語と英語の流暢な雰囲気のギャップが面白い。時代が変わっても個性的なメンバーなのは変わりなく、戦後の占領下の中でも東京バンドワゴンらしい過ごし方が素敵。ジョーさんやかずみちゃんも登場し、こういう仲間だったのかと納得。十郎さんの喋り方が我南人に移った件+才能関連の話には思わずにやり。それにしても東京バンドワゴン、どれ程の力を持っているのか。凄すぎる。


それにしても、サチさんと勘一さんにこんな過去があったとは、目から鱗。サチさんが勘一さんを一喝するシーンには痺れました。最後まで展開が読めず、最後の最後まで楽しく読了。旧作の登場人物や設定は描かれていないので、前作を読んでいない方でも楽しめると思います。ただ、前3作での伏線も回収されているのでマイ・ブルー・ヘブンを読了後にでも読んでみることをオススメします。彼らのその後が分かってより一層楽しめます。




【東京バンドワゴンシリーズ】その他の感想
第1作 「東京バンドワゴン」
第2作 「シー・ラブズ・ユー~東京バンドワゴン~」
第3作 「スタンド・バイ・ミー~東京バンドワゴン~」



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