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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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レディ・ガンナーシリーズ、第2巻上巻。


ウィンスロウ家のお嬢様キャサリンは、旅先で知りあった風変わりな用心棒四人組に魅せられ、そのひとり、《蜥蜴(とかげ)》のベラフォードの似姿を、美術の授業で描いてみた。しかし、彼ら用心棒たちの、動物に形態変化(トランスフォーム)する能力に注目していた、秘密結社がこれに気づいたから、さあ大変。キャサリンは、自らの不注意がひき起こした大騒動に、父親が止めるのを振りきって、ふたたび飛び出した! 痛快無比のアドヴェンチャー・ストーリー第2弾。


裏表紙より引用


レディー・ガンナーが登場するのは少し時間がかかりますが、2巻も実に面白い。前半で異種人種と無形種がどのように付き合っているのかを巧みに描いている。


〈狐〉のコーネリアス、〈梟〉のチャリオット、〈獅子〉のシルヴァ、〈馬〉のダンテス、〈鷲〉のドーザなど今後も関ってきそうな魅力的な異種人類達が登場し、世界観が一気に広がった。また、〈蛇〉のヘンリーや〈虎〉のランスーリンも再登場し、彼らが話し合っている様は楽しい。


そんな彼らが話し合っているアナザーレイスに友好的ではない無形種、『人獣撲滅を目指す会』。アナザーレイスの差別問題にはがりがり精神を削られる分、エリオット卿やキャサリンのような無形種の姿勢が好ましい。それにしてもニーナの観察眼は凄すぎる(笑)


そして再びキャサリンを中心に巻き起こる大騒動。悪意のないキャサリンの出来事から以前の仲間達に繋がっていく流れは自然で上手い。そんな中、隣国に行くこととなり、お供に〈蛇〉のヘンリーを加えての出発。しかもこの隣国では異種人種に強い偏見があり、最後には村人達に異種人種だと勘違いされ捕らえられてしまう。まるで中世の魔女狩りのような展開にはハラハラドキドキ。早く下巻も読まないと!




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