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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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第61魔法分隊シリーズ、第1巻。


王都から異動により、のどかな田舎町へやって来た一等契法士ロギューネ。町の治安を守る61分隊に副隊長として着任する彼を待っていたのは、つかみどころのない隊長ニルスをはじめ、性格が正反対のシュナーナとデリエル姉妹、謎の生物を肩に乗せたキキノといった奇妙な面々。そして、穏やかな町での一見、退屈な勤務だった。しかし、その背後では、王室と議会の『凍土緑地化計画』が着々と進みつつあった。やがてくる町の破局。そして、それぞれの過去と、町に隠された秘密が、明らかになっていく・・・。


カバーそでより引用


初読み伊都工平さん。風邪を引いて寝込んでいるときに食糧と薬と共に暇だろうし読む?と貸された作品だったり。貸してくれた友人に感謝。


技術の発達により魔法が不必要になりつつある世界を舞台に第61魔法分隊の活躍を描くヒロイックファンタジー。初めは明るいコメディ調かと思ったのですが・・・・・・。


ファンタジーで魔法ものですが、1巻の段階では大がかりな魔法は登場せず、魔法の使い方がSFものっぽい印象。また、「魔法分隊」といっても既に国家としては必要としておらず、軍隊ではなく、各地に設置された「警察」の意味合いが強い。なので、分隊が刑事のような印象。


それと、魔法の使い方が独特で魔法戦での戦い方が面白い。力の使い方が圧倒的ではない辺りも結構好み。ただ、少し説明不足なせいか自分で想像して補うしかない辺りがちょっと辛い。雰囲気だけでも楽しめてはいる物の、魔法杖の構造がいまいちしっくり来ず分からない。カリス教団が今後どう絡んでくるのかも気になるところだし、その辺りを含めて今後の展開が楽しみ。


ただ、まだ1巻なのでちょっと急ぎすぎな印象と説明不足がちらほら。「凍土緑地化計画」という語録が出ている割にその土地についての説明がなかったのであれ?と思ったり。最後にどんでん返しでいろんな事が判明するのですが、どんでん返しというよりも唐突に現れた印象が強かった。1巻売れたら続巻、とかだったのかな。2巻以降はもう少し展開をかみ砕いて欲しい。(既に完結している作品ですが 苦笑)


登場人物達もそれぞれ味があって好きですが、シュナーナとデリエルの確執が今後埋まるのか気になる所。それにしても、第61魔法分隊にデリエルたった一人だけ残して大丈夫なのかと少し心配。果たして今後どうなるのか。次巻が楽しみ。




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のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

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