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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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「バッカーノ!」第7巻。


ティムは過去を捨てた男だが、兄を忘れた事はなかった。ダラスはどうしようもないチンピラだが、妹だけは護りたかった。クリストファーはとてつもない変人 だが、なぜか自然を敬っていた。『葡萄酒』は最強最悪の殺し屋だが、マジで婚約者を愛していた。刃物使いたちの死闘に呼び寄せられたキレた奴ら。血の雨が 止む時、雲間から覗く陽光を浴びるのは誰だ―。


カバーそでより


上巻から続いた物語の収束。やはりチックとマリアの物語が良かった。マリアが己の信念の元に力を行使し、乗り越えたところはマリアよくやった!と心底喜んだ。しかしロニーさんも粋な演出をしますね。またチックとタック(ティム)の「気付いてたのかよ、兄貴!」と普通にタックが兄貴と呼んだところで和んだ。やっぱり血は見えないところで繋がっているからか。兄としてのチックの姿は格好良かった。チックは上巻からだが、かなり印象が変わった。チックとタックの兄弟愛が和む。最終的に幼い頃の誤解も解け、果たしてタックはどうするのか。今後の活躍に期待したい。


そして、上巻からの登場人物に加え、ヒューイの部下「吸血鬼(ラミア)」も参戦。そして徐々に1カ所に集まり物語が一気に進む疾走感!絡み合う思惑や行動理念。やはりこれがバッカーノの醍醐味だと思う。


しかし、ラミアのクリストファーはやばいな、と思いつつもフィーロって編なのに絡まれることが多いな。いや、嫌いじゃないが。むしろもっとやれ!と言いたいところ。それにしてもミリアとアイザックがしでかした狂言誘拐があんな形で実を結ぶとは。予想外。ここで久々に登場したダラスがあっけなくフィーロにのされるのもお約束。ビル上部での戦闘は何度読んでも面白い!そしてやはりクレア無双なのがいい。しかしロニーさんが出てくるとチート過ぎてどうも・・・・・・彼には完全に傍観者でいてもらいたい。多分、傍観者でいるのだろうけれども。




【バッカーノ!】シリーズその他の感想
第1作「バッカーノ!―The Rolling Bootlegs」
第2作「バッカーノ!1931 鈍行編―The Grand Punk Railroad」
第3作「バッカーノ!1931 特急編―The Grand Punk Railroad」
第4作「バッカーノ!1932―Drug & The Dominos」
第5作「バッカーノ!2001―The Children Of Bottle」
第6作「バッカーノ!1933〈上〉THE SLASH クモリノチアメ」



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のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

【追記】かなり更新空いてすみません。体調不良と多忙でブログを書く気力がorz またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。
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