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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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時代小説、「妻は、くノ一」第8巻。


神田明神近く、大通りの外れにいつのまにかできたごく庶民的な飲み屋「浜路(はまじ)」。ほっこりとした女将を目当てに、鳥居耀蔵や同心の原田は常連となり、彦馬も連れられて度々足を運んでいた。追っ手の影を恐れ、彦馬の周囲に注意を払っていた織江は、彦馬が訪れるその店の正体を知る。そこには、思いもよらぬ苛酷な運命が待ち受けていたのだった。ついに静山の幽霊船貿易も始動し、江戸はにわかにざわめく。大人気シリーズ第8弾!


裏表紙より引用


いや~面白かった! 今巻はかなり物事が動いた巻だったように思います。今まですれ違っていた登場人物達が急速に接近し始めました。その火付け役となったのが第3の刺客、浜路が今までの刺客とは異なり変装して女将になりすまし、飲み屋を営んでいる辺りから面白い。初めは織江が変装して営んでいるのかと思いましたが、そんなに堂々と姿を現せるわけがないですよねorz


この浜路、織江の母・雅江とかつて競い合ったくの一ということで織江とも面識があり結構親しい仲だけに相対したときは悲しいような、切ないような。けれど流石雅江と競ったくの一。今まで何とかごまかせていた彦馬と織江の接点をついに見つけられてしまう。


そして、この浜路が営む居酒屋で、鳥居耀蔵が彦馬と出会い、川村も「織江の男」の彦馬の姿を見て嫉妬と織江への憎しみと執着を強めたようで・・・いつか彦馬が暗殺されないか不安だ。それにしても静山公の行動の早さと演技力には目を見張る。そこまでするんですか静山公、流石です。


また、出会うことはなかったけれど最後に彦馬の家に置かれていた短冊に「いつの日か」と書かれており彦馬と織江の2人が出会う日も近くなってきたのかな、と思ったところで珍しく後書きが書かれており、後2冊で完結だとか。全10巻講成になるんですね。果たして最後はどんな終わり方になるのか。楽しみなような、終わってしまうのが寂しいような。何はともあれ続巻は12月発売予定だそうです。今から楽しみ♪




【妻は、くノ一シリーズ】その他の感想
第1作 「妻は、くノ一」
第2作 「妻は、くノ一 (2) 星影の女」
第3作 「妻は、くノ一 (3) 身も心も」
第4作 「妻は、くノ一 (4) 風の囁き」
第5作 「妻は、くノ一 (5) 月光値千両」
第6作 「妻は、くノ一 (6) 宵闇迫れば」
第7作 「妻は、くノ一 (7) 美姫の夢」



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のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

【追記】かなり更新空いてすみません。体調不良と多忙でブログを書く気力がorz またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。
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