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超雑多感想所。お暇なときにでもお立ち寄り下さい♪ 感想はネタバレしています。まだ読んでいない、プレイしていない方はご注意を!
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拝み屋横丁顛末記第6巻!


基本お笑いなのに、時折ほろりと涙を誘うお話があるこのお話が大好きです。27話から32話+おまけの6編収録。短編集なのでさくっと読めるのもまたよし。
文世さんの友人・一典さんの相談から始まる一騒動、東子さんが小説で舞台にした村での怪奇現象、先代大家が持ち出した絵から始まる一騒動、東子さんが買ったドールハウスでの一騒動、里加子ちゃんの友人・杉浦さんの手編みのセーターから始まるクリスマスの話。


初め、一典さんが三爺+α達に相談事を明かさず、隠されるとより知りたくなる人間+幽霊の心理から誤解の連続。結婚話からどう頑張れば三マタかけていてロリコンでホモという恐ろしい誤解に(笑) 最後はストレートに一典さんが彼女の里美さんに「結婚してくれ!」と告白。その後の話が後に出てきてくれたら嬉しい。


東子さんが小説の舞台とした村での怪奇現象では、題材とした落ち武者伝説や人形の生首、生け贄の祭壇、排他的な村人達など不気味な事が連続して起きる。最終的には全てが村おこしのための企画だったということで一件落着だったものの、最後に現れた双子のお祖母さんが怖かった。逆にリアルで怖い。いや、でもこのミステリーツアーちょっと面白そう。


そして先代大家が持ち込んだ絵では絵を見た途端に絵の女性が若返り始め、しかも見た人の若さを奪われ続けるという呪いの品。「面白いよねー」ですませてしまう先代大家、流石です。正太郎や東子さん、文世さんなど若い人達は2~3歳歳を取っても変かがないモノの、三爺たちがピンチ。祓えないことから絵の本体を若返りさせ続けたら良いんじゃないかと横町全域で見せ始めた途端、拝み屋横町ならぬ老人横町(笑) 最後は予想外の方法で祓われたものの、さらにもう一品呪いの品を出してくるとは予想外。恐るべし先代大家。


ドールハウスの話は結構怖い。ドールハウスを開くと中に吸い込まれたあげく、中にいた女の子・香織ちゃんと危険な家族ごっこをさせられる。家族の配役がカオス気味。そんな時でもあっさりと配役になりきっている徳光さんは流石というべきか。さらに、香織ちゃんのいうことを聞かないと縛られ監禁されてしまい、ドールハウスの前の持ち主達がその場に。しかもこのドールハウス、霊感のあるものしか触れないらしく、幽霊達と正太郎は触れず頼りになるのか、ならないのか。実は香織ちゃんの他にもう一人、カオリちゃんがいてそれは香織ちゃんが大事にしていた人形が原因・・・だと思われていたのだが、最終的に危険だったのはドールハウスその物で、これが元凶。危険な買い物は要注意。


個人的に一番好きなのは里加子ちゃんとその恋敵、杉浦さんの話。杉浦さんは交通事故で突然亡くなってしまい、正太郎への未練から途中まで編んでいたセーターを完成させて渡して欲しいと里加子ちゃんを脅す(笑) 里加子ちゃんが一生懸命セーターを作る姿が可愛らしい。反面、正太郎に姿は見えず、仲が良い2人の姿を見る杉浦さんが切ない。しかもギリギリ間に合ったセーターを汚してしまい・・・。2人の幸せを願って成仏してしまったのが切なくしんみり。最後に正太郎がセーターを着て里加子ちゃんを慰める男らしい姿も格好良くて良かった。そして、その後、正太郎が少しずつ里加子ちゃんを気にしはじめたのはいい傾向かな。笑える中でほろりと来るのに弱いです。最後のおまけ漫画の赤飯には笑えました。ちなみに全部読み終えてからカバーを外すことを推奨します。




【拝み屋横丁顛末記】その他の感想
拝み屋横丁顛末記 (1)
拝み屋横丁顛末記 (2)
拝み屋横丁顛末記 (3)
拝み屋横丁顛末記 (4)
拝み屋横丁顛末記 (5)



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とってもゆるゆるなカーリング漫画、第1巻。


今はさびれた温泉街・見並町。そんな小さな町で、隣町と温泉を賭けた抗争が勃発!? しかも、勝負内容は何故か“カーリング”で・・・!? イナカ系イマドキ女子高生達の新感覚スポーツコメディ、テイク・オフ!!


裏表紙より引用


カーリングを題材にした漫画を読むのは初めて。題材的にもかなり珍しい気がします。


主人公・里子の一人称が「わし」で、しかも「~じゃ」や「~じゃのう」などの語尾を使う独特な喋り方が良い味出てます。性格ものんびりとしていて好感触。里子の周りの人達や物語の雰囲気その物が心地よく、雰囲気が良い。ゆるくまったり進んでいく感じがいいです。日常風景なんかを読むだけでも楽しめます。


カーリングを題材としているのに、カーリングに対して本格始動し始めるのは1巻の中盤からという珍しい講成。本格的にカーリングに入っていくのは2巻以降なのかな。また、カーリングのルールについても詳しく、分かりやすく説明されています。そしてじわじわと出てくる里子のカーリングの才能が後にどう開花するのか。次巻ではついに試合も始まりそうな感じでとても楽しみ。また、余談ですが最後にある読み切りはオススメ。




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時代小説、「妻は、くノ一」第7巻。


夫の彦馬に逢いたい。その想いを抑えられず、お庭番を抜けて逃亡中の織江は、変装して彦馬の家にほど近い妻恋坂を歩いていた。ある日、怪しげな男が落とした奇妙な形のものを拾う。それが新たな追っ手の罠だとは、知るよしもなかった。さらに織江は、彦馬が美しい女性と歩いているところを目撃、次第に心を乱されてゆく。そのころ彦馬は、占いによりある運命を予言されるのだが―。大きな予感に満ちた、シリーズ第7弾。


裏表紙より引用


今回は、彦馬が謎解きをして事件や悩み事を解決しながらも、同時並行で進みつつある忍びの戦いと、恋の行方。物語が飛躍的に動いたわけではないけれど、確実に何かが芽生えつつある一冊だった。

静山公の娘・静湖姫の勾玉の謎、静山公の友人がぼろを纏って殺された謎、借り物屋から小僧が借りる4匹の子犬の謎、赤く染め上げたイチョウの謎、消えてしまったご隠居の謎など今回も多種多様な事件が彦馬の元へと舞い込んでくる。今回、こういった事件も面白かったが、忍びの戦いと揺れ動く織江の恋心も見所。


忍びの戦いとしては呪術師・寒三郎が呼び寄せられ、抜け忍の織江へと迫り、呪術の道具である勾玉が織江に渡り、少しずつ疲弊されるものの、負けずに術で翻弄する様はさすがくの一。危ない場面ではひそかに静山公から密命を受けた彦馬の養子・雁二郎が手助けをしたりと、雁二郎も良いところを持っていきます。


そんな最中、少しでも彦馬に会いたいと変装して訪れた長屋で静山公の娘、姫との噂を聞き、また2人歩く姿を見てもう彦馬の中には自分はいないのではないかと不安が胸をよぎる。けれど彦馬は織江だけと決めているわけで・・・。この2人の切ない距離が読み応えがあっていい。最終的には雁二郎から噂の真相を聞き、彦馬は織江だけだと聞き、自分に自信を持ち、寒三郎へと挑み、雁三郎と共に見事討ち取る。しかし忍び芸人って(笑)本当においしいところを持っていくな、雁三郎。


また、今回新キャラ登場。上記でも書いていますが、静山公の娘・静湖姫。悲しい過去を持つ姫ですが、どうやら彦馬に興味を持った様子。惚れたかも知れない、という彼女が自分の気持ちに気がついたところで終了してしまったので次巻からの彼女がどう動くのか楽しみ。恋関連で行くと、川村も未だに織江に執着がある模様。届かなければ届かない程燃える性分なのか、彼は。それと正直気持ち悪いのが鳥居耀蔵。「菩薩はよみがえった」と怪しい発言をしている。菩薩=織江の母のこと。つまりは織江と雅江を勘違いしたということなのだが、恐らく気付いていない。織江の身が心配だ。彼らの動向も今後どう動くのか・・・。


そして最後に静山公がかつてお遊びで船を幽霊船へと改造し、沖に出した船が江戸に帰って来たあげく、船の中を川村が探り、静山公との繋がりを見つけてしまったのが仇となり、問いただされそうなところで終劇。一冊一冊が薄いので読みやすいが、最後に急展開で終わるので毎度気になるところで終わってしまう。既に新刊が出ているので早く買いに行かなければ。




【妻は、くノ一シリーズ】その他の感想
第1作 「妻は、くノ一」
第2作 「妻は、くノ一 (2) 星影の女」
第3作 「妻は、くノ一 (3) 身も心も」
第4作 「妻は、くノ一 (4) 風の囁き」
第5作 「妻は、くノ一 (5) 月光値千両」
第6作 「妻は、くノ一 (6) 宵闇迫れば」



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「デュラララ!!」×4巻。


「数年前から目撃されている黒バイクというのは、貴方の事で宜しいんでしょうか? 何の目的でこんな危険なバイクで街を走行しているんですか? 犯罪を犯しているという意識はあるんですか?」
東京・池袋。そこには様々な火種とそれに振り回される人種が集う。池袋の都市伝説を放送するテレビ局、服装と特性がバラバラの奇妙な双子の新入生、兄とは正反対の有名アイドル、ダラーズの先輩に憧れる少年、果ては殺し屋に殺人鬼、そして一千万の賞金が懸かった“首なし(デュラハン)ライダー”。そんな彼らが過ごす賑やかな池袋の休日は、今日も平和なのだろうか―。



かばーそでより引用


謳い文句は「池袋の休日」。スピーディーかつ息つかせぬ展開であろうとも今回起きた事象はあくまでも偶然(?)ということになるのだろうか。印象としてはバッカーノ!の展開に近い。


池袋に姿を現した殺人鬼と殺人機械。賞金をかけられ追いかけまわされるセルティー。 帝人の後輩と、双子の姉妹。そしてバーテンダー服の男とその弟。新たな新キャラを数多く迎え、本来出会うはずもなく、本来起こりうるはずの事件はたった一人の怪物によって流れを大きく変え、関係ない人物達も絡め取り、とある一日は街にとって楽しい休日となる。


非日常に溢れたこの街にとって、割と平和な話=休日。臨也が暗躍しなかったからなのか、とも言えるだろうけれど。けれども嵐の前の静けさ。帝人の後輩も含め新たな風が池袋の街に吹きそうな予感。


しっかし、新キャラ達は濃いなあ。双子しかり、後輩君しかり、シズちゃんの弟しかり。その他諸々。彼らが今後どう動くのかも楽しみなところだが、今回はセルティと新羅のカップルが最高だった。最初から最後まで彼らのターン(笑)白バイのルパンの台詞には爆笑した。確かに逃げ方と良い展開と良いルパンですよね。そして、殻に籠もるセルティ。デレる新羅とツンデレセルティ。殺伐とした中の癒しだ。


癒し、といえば今まで書いてなかったけれど、個人的にチャットの会話が好き。今回から人数が増えチャットの雰囲気が変わりましたがそれもまた良し。バキュラが甘楽をフルボッコにすればいいよ(笑)みんなで鍋回。しかも本当に臨也以外全員鍋。出遅れて虚栄心をはる臨也がいつもと印象が変わり笑えた。




【デュラララ!!】その他感想
第1作 「デュラララ!!」
第2作 「デュラララ!!×2」
第3作 「デュラララ!!×3」



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「デュラララ!!」×3巻。


「あんたは人を殺せるか? 新宿で情報屋なんかやって、何人もの人間を好きなように弄んで。折原臨也、あんたは、人を殺せるのか? 自分の手で、直接な。ナイフで死なない程度に刺して、お茶を濁し続けやがって。まあ、何を言っても・・・結局お前は誰か他人を使うんだろう? 笑える程に、卑怯な奴だなお前は」
東京・池袋。そこには寂しがり屋な過去が集う。現実から逃避し続けるボス、責任を感じている女子高生、友人の想いに気づけない少年、乗っ取りを図る男、未だ情報で 人を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なし(デュラハン)ライダー”。そんな彼らが過去を乗り越え、三つ巴の哀しい現実に立ち向かう―。



カバーそでより引用


今回の話の焦点は帝人、杏里、正臣の三人にあてられ各々のグループによる三すくみ状態。そこにさらにスポットを当てられたのが正臣。正臣の過去を重点的に黄巾賊と元カノ・沙樹を絡め取った正臣の成長話。1巻は帝人、2巻は杏里ときたところでようやく三人出そろった感があります。ただし、正臣は今回の話で成長し過去から脱却し前へと一歩踏み、杏里も前巻でそこそこ成長した印象がありますが、唯一変化がないのが帝人。いや、変化がないというわけではないのだけれども、グループで唯一“顔”を知られていないし。その辺り今後どうなるんだろう、いろんな意味を含めて。


それにしても今回は正臣が格好良かった。黄巾賊に殴り込みに行ったシーンは痺れた。何の力もないのに覚悟を決め、立ち向かっていくその姿。格好いいなあ、正臣。そして清算された沙樹との関係。うん、本当によかった。その後の足取りがどうなるのかが気になる。また、正臣と対照的すぎて法螺田(ほらだ)のクズっぷりが浮き彫りになったわけだが。微妙にバッカーノのダラスと印象が被る。でもダラスの方が妹の分何百倍ましだけれど。


また、今回もセルティのでれっぷりが可愛い。新羅の父親と再会で問われる内容にさらっと返している辺りがセルティの成長を物語っている。それにしても白バイ隊すごいな。「舐めるなよ化け物」。そんな言葉を返して突っ込んでくる彼らには脱帽。そして一番まともな神経をしているのがセルティなのだと改めて思う。可愛すぎるよセルティ。


今までの成田作品の中で1番青春臭くて気持ち良い。(といってもバッカーノしか読んでませんが)そして後半の怒濤の追い上げが痛快でいい!最後にサイモンが臨也に一発かましてくれてすっきり。ありがとう、サイモン。そして彼はいったい何者。どんだけ日本語とロシア語で印象違うのサイモン。次回は謎のロシアから謎の軍人達も現れるようなので(あとがきより)さらに面白くなりそうな予感。




【デュラララ!!】その他感想
第1作 「デュラララ!!」
第2作 「デュラララ!!×2」



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「デュラララ!!」×2巻。


「私は、人が好きよ。誰が好きかって? 違う、違うわ! 私は人間がみんなみんなみんな好きなのよ! どこが好きかって? 野暮なこと聞かないで! 全部よ、全部! なにもかも、なにもかもが好きなのよ。だけど、あなたを愛する事はできないわ。だけど、あなたは私を愛して」
東京・池袋。そこには人を愛することが不器用 な人間が集う。自分の立ち位置を悩む女子高生、池袋を取材する三流雑誌記者、セクハラ疑惑の教師、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく―。



かばーそでより引用


タイトルの×2の表現が独特で結構好きです。なんとなくデュラララらしくて(笑)
1巻はまだ「歪んだ恋の物語」と印象が強かったけれど、2巻からは恋というよりは「歪んだ愛の物語」って感じかな。恋愛、友愛、近親愛、自己愛、人間愛、池袋愛とか。愛も色々。ここまで人間の歪んだ愛が溢れている中でデュラハンであるセルティが最も一般的な感覚を持っているように感じる。というかセルティが普通に可愛く見えてきた。(読めてきた?)パソコンの前でネコ「??」とかしているのがシュールだけれども可愛い。


今回は前回に焦点が当たらなかった人物を中心とした話。成田さんの作品にしては珍しく新キャラが少ない。視点が変わる群青劇は相変わらず。そこが良いのだけれども。妖刀・罪歌と園原さんの意外な過去や決意。シズちゃんの絶望と恐怖、暴力と力。臨也の行動の謎。変貌する池袋、不穏、混乱、最悪の予兆。そして黄巾賊。そして産まれた三つ巴。この三勢力がどう変化し動き始めるのか。予想外の人物達が“頭”だからこそ面白くなってきた。ただ、帝人君だけ表に上がっていない辺りどうなるのだろうか。うーむ。


それにしても多作品の友情出演がとにかく多い。よく分からないものも多いけれども、時雨沢さんや渡瀬さんの作品は読んだことあるのが書いてあって吹いた。そしてATOGAKI(誤字にあらず)が笑える。いや、最後読みづらすぎるから。読んだけれども(笑)




【デュラララ!!】その他感想
第1作 「デュラララ!!」



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ちょっと江戸まで、第2巻。


江戸開府から405年後の江戸時代。自分が旗本・櫻井家の隠し子と知ったそうびは、江戸で暮らすことに! 世間知らずの水戸家の跡継ぎ・廸聖(みちさと)(ミシェル)に気に入られ、そうびの江戸ライフは今日も波瀾万丈で!? 大江戸アバンギャルド草子、第2巻登場♥


裏表紙より引用


2巻も現代と江戸時代の文化が絶妙に混じり合った世界観が良い味出てます。さらに美少年ぶりが上がっている美少女・そうびとそうびを慕う天然水戸の若様の楽しい学校生活。性別がかなり紛らわしい2人ですが良いコンビ。ここに橘くんが加わり、かなりいいトリオ。スーパーノーマルの橘君はある意味勇者。


今回、少しだけ江戸で有名な遊郭、吉原について触れていて、親元を離れて吉原に奉公に行く「ゆき」の話が切ない。彼女がこの後どのような生活を送るのか、そうび達がまだ知らない分余計に。特に最後のそうびの台詞にじんときました。今後、またいつかゆきが登場するのだろうか。


そして今回初登場した貴晄様の妻、ユリ(リリー)。また濃いキャラクターです。果たしてこの夫婦、どんな馴れ初めで結婚したのだろうか。もの凄く気になる。女の子度を磨くために特別教室で学ぶものの中々身につかないそうび。しかも若様の女力を見せつけられて落ち込む辺りが可愛らしい。けれど、兄との散歩でちゃんとした格好をし、自信を付けたところでの学校のオチには笑いました。バーンじゃないから。流石セクスィDNA。


また、若様も活躍。普段は天然で天真爛漫な若様ですが、締める所はきちんと締めます。若様、かなり見直しました。また、神秘体験話でも若様を見直しました。でもいったい何を食べたんだ若様! あれかぽろりといったあれなのか?! もぐもぐいってるけど・・・すごすぎるよ若様。この場面爆笑しました。


そして最後に艶男、艶也登場。もしかしたらそうびの兄だということだが、身分の関係上兄とは名乗れない人。恐らく父上並のセクスィDNAには笑った。みんな虜にしてしまう辺りが恐ろしい。まさかそうびの女顔が見られるとは思っても見なかった。可愛い。そしてスーパーノーマルな橘君はやっぱりすごい。


また、最後に登場した話は江戸の歌舞伎の絵には見せられました。歌舞伎のことをあまり知らない私でも歌舞伎のすばらしさを感じられたように思う。ほんわかした雰囲気と江戸の人情溢れる感じがやはり面白い。時間も早く買わなければ!




【ちょっと江戸まで】その他の感想
ちょっと江戸まで(1)



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「デュラララ!!」第1巻!


「楽しみだなあ。楽しみだなあ。楽しみだなあ。この町は俺の知らない事がまだまだまだ溢れ、産まれ、消えていく。これだから人間の集まる街は離れられない! 人、ラブ! 俺は人間が好きだ! 愛してる!」
東京・池袋。そこにはキレた奴らが集う。非日常に憧れる少年、喧嘩上等のチンピラ、ストーカーもどきの電波娘、趣味で情報屋を営む青年、ヤバイ患者専門の闇医者、魔物に魅せられた高校生、そして漆黒のバイクを駆ける“首なし(デュラハン)ライダー”。そんな彼らが繰り広げる物語は痛快なほどマトモじゃない。だが、彼らは歪んでいるけれども。―――恋だってするのだ。



かばーそでより引用


バッカーノも大分読んだのでこちらに手を付けてました。まだアニメ未視聴なので後々アニメを見てから原作との違いを交えて感想も書こうかと。アニメは放送終了してしまいましたが、現在DVDを買おうか検討中。


どこが恋愛話に繋がるのか、と思いつつ読み進めればちゃんと恋愛話でした。歪みきった愛ではあるものの。キャラクター達の価値観と世界観が独特で面白かったです。それぞれに良い(性格)歪み具合だ。読み終わった後の印象としては人物、舞台背景の紹介がメインかな、と。登場人物が多いが最後にきゅっとまとめ上げる疾走感は流石。そして登場人物が多いにもかかわらずその1人1人がしっかりと地に足を付けて立っているのも流石。


それにしてもまさか都市伝説「首なしライダー」=デュラハンを持ってくるとは予想外。都市伝説としての首なしライダーは良く聞く、というよりも某ドラマで私の中では馴染み深いものだったのですが、それをデュラハンとするのが成田さんらしいかなと。後書きにもマイナーと書かれてましたし。そして帝人くん。途中から予測はついた物の、やっぱり字面で読むといいなあこの疾走感。ただ力を手に入れられただけではない辺りが好きです。キーマンは折原臨也。彼が関わるとろくな事がないというが、まさにその通りな気がする。


成田作品は登場人物が多く皆、個性的ですからねぇ。そこが一番の魅力です。物語としてはまだ序章といったところ。2巻を読んでから一気に物語が広がりそう。さーて2巻読むか!




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地獄堂霊界通信の漫画バージョン。


てっちゃん、りょーちん、椎名――。町内で知らぬ者とていないこのトリオ。誰が呼んだか「イタズラ大王三人悪」。この三人が町はずれにある薬屋「地獄堂」を訪れたとき、不思議の扉は開かれた――!!


裏表紙より引用


香月日輪さんの「地獄堂霊界通信」は未読なので原作との比較は出来ませんが、元は児童書とのこと。妖怪アパートもそうですが、児童書と侮る事勿れ。内容は結構ブラックで重い。人間の醜悪な部分、増悪には幽霊よりも人間の方が怖い、とぞっとする場面が多々ありました。特に子供視点から描かれているのでなおさら。4話「地獄堕ち」はかなり怖い。絵が可愛らしい分、ぞっとする部分も倍増。


登場人物達、イタズラ大王三人悪の、てっちゃん、りょーちん、椎名の三人もそれぞれ味があり、良い3人トリオ。また、地獄堂の主人のおやじも謎が多い分不気味で怖い。そしてきになるのはガラコ。猫なのかあやかしなのか気になるところ。


みもりさんの漫画は初めて読みますが、丁寧で綺麗。漫画として描かれている雰囲気が好き。また登場人物達が活き活きと描かれているのも魅力的。みもりさんの漫画すごく好きになりました。また最後に香月さんのSS小説も載っていて二度美味しい感じです。一度原作も読んでみたい。




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JIN―仁―、第2巻。


謎の急患の手術を終えた後、逃走した患者と揉み合って幕末の江戸へタイムスリップした脳外科医・南方仁! 現代の医術で江戸の人々を救う決意を固めた仁は負傷した外国人水兵を見事な手腕で治療! 続いて流行中の虎狼痢(コレラ)の伝染を阻止しようとする・・・。


裏表紙より引用


勝海舟に随行して訪れた横浜での生麦事件への執刀からはじまり、江戸に蔓延する江戸のコレラの治療、そして自らもコレラに罹患し、生死を彷徨う。数々の試練を潜り抜けた先で、ついに幕末の英雄・坂本龍馬に出会う。


1巻に引き続き、仁先生の医術が光る。現代の医術の道具に近づけるために自ら道具を代用、試作を繰り返す姿に医学への情熱を感じる。また、手術の模様の詳細な描写と説明には舌を巻く。また、手術を繰り返し、成功させることで本来、死ぬ運命だったはずの人を生かし、歴史を変えていってしまう、けれど医者として命を救わなければいけないという矛盾した思い。その葛藤がすごく伝わってくる。


また、コレラの治療を進めながら自らコレラに罹患してしまった場面での咲さんは格好良かった! そして最後に登場した坂本龍馬。意外だったのは初め、龍馬に嫌われていたこと。そんな中でどうするのか、という気になるところで終わり。果たして龍馬とはどんな関係を作っていくのか。次巻が気になる。




【JIN-仁-】その他の感想
第1巻



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のんびりなので更新は遅いと思いますが、ちまちま書いていこうと思います。よろしくお願いします。

【追記】かなり更新空いてすみません。体調不良と多忙でブログを書く気力がorz またぼちぼち書いていくのでよろしくお願いします。
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